……苦労の末。落涙洞の奥深くに棲み付いた
魔物の討伐依頼を終えた
あなた、もしくはあなたたちは、
暗く狭い洞窟を抜け、入口付近まで戻ってきていた。
ペタラム :
はぁっ、……
はぁっ、……
ロロ :
いやァ~~空気がうめ~~~……って言おうと思ってたンだけど
いやァ~~空気がうめ~~~……って言おうと思ってたンだけど
しかし、出発前から降り続いていた雨は
いまや雷を伴う豪雨となり、
落涙洞がある荒野の地平線までを、
分厚くどす黒い雲が覆い尽くしている。
ペタラム :
ふん、全然対したこと無かったわねっ……!(と言いつつ疲労困憊である……)
ふん、全然対したこと無かったわねっ……!(と言いつつ疲労困憊である……)
ペタラム :
……雨~~ッ!?!?
……雨~~ッ!?!?
ロロ :
いやァ降ってンなあとは思ってたけど……ひでェなこりゃ。
いやァ降ってンなあとは思ってたけど……ひでェなこりゃ。
ロロ :
帰ンのだりィ~……
帰ンのだりィ~……
ペタラム :
こ、こんな雨の中帰るワケ……!見てよ、雷まで鳴ってる!
こ、こんな雨の中帰るワケ……!見てよ、雷まで鳴ってる!
ロロ :
すげ~光ってる……お前雷平気?
すげ~光ってる……お前雷平気?
ペタラム :
きゃぁあッ!?!?(空が明滅し、ぴくりと跳ねた。)
きゃぁあッ!?!?(空が明滅し、ぴくりと跳ねた。)
ロロ :
聞いた傍からだったわ。ナハハ
聞いた傍からだったわ。ナハハ
ペタラム :
うるさいわねっ!へいき……、……
うるさいわねっ!へいき……、……
ペタラム :
……うそ、ちょっと怖い。
でもこんな起伏の無い荒野よ?雨宿りも出来ないし、雷落ちてきちゃうかも知れないじゃないッ!やっぱりこの雨の中帰るなんてムリよっ!
……うそ、ちょっと怖い。
でもこんな起伏の無い荒野よ?雨宿りも出来ないし、雷落ちてきちゃうかも知れないじゃないッ!やっぱりこの雨の中帰るなんてムリよっ!
ロロ :
まァ近ェとビビるよな。まァ~……いつ止むかねェ。
まァ近ェとビビるよな。まァ~……いつ止むかねェ。
時刻はこれから夕暮れ、夜に差し掛かろうというところだ。
加えて、依頼による消耗もある。
洞窟の探索を終え、魔物を討伐し、来た道を戻る。
その疲労は決して少なくない。
この豪雨の中、リーンまで戻るのは危険だ。
そう判断したあなたたちは、
落涙洞の内部に戻り、野営をすることに決めた。
ペタラム :
それは、……うーん、……(熱の灯った右手を空に翳した。太陽の華の加護を翳してみるが、果たして効果があるのやら。)
それは、……うーん、……(熱の灯った右手を空に翳した。太陽の華の加護を翳してみるが、果たして効果があるのやら。)
ロロ :
とはいえだ。幸い安全確保した洞窟がすぐ後ろにあることだし。
とはいえだ。幸い安全確保した洞窟がすぐ後ろにあることだし。
ペタラム :
ソラ~~、雨止ませて~~
ソラ~~、雨止ませて~~
ロロ :
アイツそこまで出来ンの?
アイツそこまで出来ンの?
ペタラム :
できないかも……
できないかも……
ロロ :
出来たらほんとに女神様ってやつだな。ま~止むまで雨宿りしようぜもう。
出来たらほんとに女神様ってやつだな。ま~止むまで雨宿りしようぜもう。
ペタラム :
そうね、仕方ないわ……
そうね、仕方ないわ……
……入口付近にある開けた空間にキャンプを作り、
簡易なテントを張り、
焚き火の準備をする。
ロロ :
こんなとこでお泊りデートたァね。もっと洒落た通りの仕事ならなァ~
こんなとこでお泊りデートたァね。もっと洒落た通りの仕事ならなァ~
ペタラム :
(何時ぞや野営の仕方を教えて貰った通り、ぎこちないが手伝いは出来る。枯れ木なんぞを集めて……)
(何時ぞや野営の仕方を教えて貰った通り、ぎこちないが手伝いは出来る。枯れ木なんぞを集めて……)
ペタラム :
だからデートって言うなっ!!……ほら、これで良いでしょ!
だからデートって言うなっ!!……ほら、これで良いでしょ!
ロロ :
おう、サンキュ。
おう、サンキュ。
雨音は変わらず響き続けている。
恐らく、明朝になれば雨足も弱まっているだろう。
ここで一晩の休息を取り、夜明けに発つ。
その計画で問題ない。
ペタラム :
(マッチで火を炊いて薪に灯す……)
(マッチで火を炊いて薪に灯す……)
……いいや。
ロロ :
(風を送って火種を育てようか、とでも思っていた頃)
(風を送って火種を育てようか、とでも思っていた頃)
問題ない、はずだったのだ。
ペタラム :
これで一先ずは……
これで一先ずは……
──激しい轟音が耳をつんざく!
ロロ :
うへ、なン……
うへ、なン……
ペタラム :
何……っ、
何……っ、
『落雷によって洞窟のどこかで落盤が起きたのだ!』
そう思考を巡らせるよりも早く、
地鳴りと崩壊音が周囲を満たし──
ロロ :
あ、これヤバ──
あ、これヤバ──
ペタラム :
わっ、……え?……
わっ、……え?……
──今まさに自分たちの頭上が崩れ落ちてくるのを、
あなたたちは見た。
ロロに16のダメージ
+31
/2
ロロに10のダメージ
+31
/3
ロロは20のSPを失った
+40
/2
ロロは13のSPを失った
+40
/3
ロロは2のWillを失った
ロロは[
重傷]になった
ペタラムに11のダメージ
+22
/2
ペタラムに7のダメージ
+22
/3
ペタラムは16のSPを失った
+32
/2
ペタラムは10のSPを失った
+32
/3
ペタラムは2のWillを失った
ロロ :
やっべ
ペタラムは[
重傷]になった
……。
……。
……冷たい岩肌の温度を感じる。
……どうやら、一命は取り留めたようだ。
……だが、……。
どうやら、土砂崩れによって
落涙洞に閉じ込められてしまったらしい。
……周囲を見回しても、出口らしきものは見えない。
ロロ :
うっ…………ぐ、ぅ………………
うっ…………ぐ、ぅ………………
ペタラム :
………っ、………は、……
………っ、………は、……
ロロ :
く、そ……ついて、ね──
く、そ……ついて、ね──
ペタラム :
……っ、……(額から血を零し、仰向けのまま朦朧と天上を見上げ……)
……、……あ、……ぁ~……(自身の血塗れた手をみて、状況を把握した。)
……っ、……(額から血を零し、仰向けのまま朦朧と天上を見上げ……)
……、……あ、……ぁ~……(自身の血塗れた手をみて、状況を把握した。)
ロロ :
──じゃ、ねェ……おい、ペタラム、おい……!どこだ……
──じゃ、ねェ……おい、ペタラム、おい……!どこだ……
……あなた、もしくはあなたの仲間たちの状態を確認する。
土砂崩れに巻き込まれた際に、傷を負ってしまったようだ。
浅くはないが、致命傷ではない。
……幸いなのは、この洞窟に棲む魔物は、
先の探索時にあらかた排除していることか。
ペタラム :
……ロロ?……、ばか、……ここ……(上半身を起こす。声の聞こえる方に手を振り……)
……ロロ?……、ばか、……ここ……(上半身を起こす。声の聞こえる方に手を振り……)
ロロ :
……! ペタラ──
……! ペタラ──
ロロ :
ッツゥ……!!
ッツゥ……!!
ロロ :
(もはや痛みなのかも曖昧な全身のそれに、呻きを漏らしながらも声のする方へと這う)
(もはや痛みなのかも曖昧な全身のそれに、呻きを漏らしながらも声のする方へと這う)
ペタラム :
(何重にもブレて視える視界に、貴方の這う姿が見えた。不安や、恐怖よりも……)
(何重にもブレて視える視界に、貴方の這う姿が見えた。不安や、恐怖よりも……)
ロロ :
おい、ペタラム…………
おい、ペタラム…………
ペタラム :
……、……へ、……ぃき、……
……、……へ、……ぃき、……
ペタラム :
……大丈夫、だから、これくらい、……ロロこそ、……
……大丈夫、だから、これくらい、……ロロこそ、……
……どれくらいの間、気を失っていたのだろう。
光は差し込まず、雨音も聞こえない。
まるで、この洞窟だけが外界から隔絶されてしまったかのようだ。
ペタラム :
(自らの体を触れて確かめる。傷は額と腕部、特に片腕は痺れて感覚が無い程だったが……)
(自らの体を触れて確かめる。傷は額と腕部、特に片腕は痺れて感覚が無い程だったが……)
……あまりにも帰還が遅ければ、
アルマをはじめとする「羊のしっぽ」の皆が異変に気付くはずだ。
だが、捜索隊が派遣されるとして、
救助されるのがどれほど先になるか、見当もつかない……。
ペタラム :
(立ち上がろうとして、目眩に壁に蹲った。)
(立ち上がろうとして、目眩に壁に蹲った。)
ペタラム :
…………うそ、ヤバいかも。
…………うそ、ヤバいかも。
ロロ :
……じっとしてろって…………(ようやく、傍へと身体を降ろせば、彼女のその身をゆっくりと抱き起こす)
(その手もまた、乾きかけた血の感触が残っていた)
……じっとしてろって…………(ようやく、傍へと身体を降ろせば、彼女のその身をゆっくりと抱き起こす)
(その手もまた、乾きかけた血の感触が残っていた)
ペタラム :
……、……!ばか、アンタも……ッ!
……、……!ばか、アンタも……ッ!
丸一日……二日……
ひょっとすると、もっと遅くなるかもしれない。
その間、どうにかして生き抜く術を見出さなくてはならない。
ロロ :
……ハハ……いやァ……千切れてねェだけ、マシ……ってねェ……
……ハハ……いやァ……千切れてねェだけ、マシ……ってねェ……
ペタラム :
わっ、……笑えないっ、……わよ、……
わっ、……笑えないっ、……わよ、……
ロロ :
違ェ、ねぇ~……(ペタラムの上半身をやや起こすも、それ以上は力なく、結局自分にもたれかからせるような形で、荒い息をつく)
違ェ、ねぇ~……(ペタラムの上半身をやや起こすも、それ以上は力なく、結局自分にもたれかからせるような形で、荒い息をつく)
ペタラム :
………、……
(何時も頼り切っていたものだから。そんな弱々しい貴方の様子を初めてみたものだから。)
(何処か現実味も無く受け止めていた現状に、わっと焦燥感が沸き立ったのだ。)
……ねぇ、……大丈夫っ!?(その問いかけはロロの心配だけではない。現状、そして未来の心配。)
………、……
(何時も頼り切っていたものだから。そんな弱々しい貴方の様子を初めてみたものだから。)
(何処か現実味も無く受け止めていた現状に、わっと焦燥感が沸き立ったのだ。)
……ねぇ、……大丈夫っ!?(その問いかけはロロの心配だけではない。現状、そして未来の心配。)
……いずれにせよ、
このままうずくまって、待っているだけでは埒が明かない。
少なくとも、水と食糧。
それから、火種を探さなくては。
ロロ :
あァ……まァ、どっか、いかれたかも、わかんね……
あァ……まァ、どっか、いかれたかも、わかんね……
ペタラム :
(天上からは、差し込む一寸の光も望めず……)
そんな……、……
(天上からは、差し込む一寸の光も望めず……)
そんな……、……
ロロ :
お前はァ……ちゃんと、手も足も、ついて……
お前はァ……ちゃんと、手も足も、ついて……
ペタラム :
……ばかっ、だから笑えないって……、……っ!(見せつけるようにローブを捲る。感覚の無かった左腕は、今まで見たこともない色に変色していて……)
……ばかっ、だから笑えないって……、……っ!(見せつけるようにローブを捲る。感覚の無かった左腕は、今まで見たこともない色に変色していて……)
ペタラム :
……ッッ!!!
……、大丈夫よ、このぐらい、帰って治療師に見てもらえば……ねっ!?
……ッッ!!!
……、大丈夫よ、このぐらい、帰って治療師に見てもらえば……ねっ!?
あなたたちは痛む身体を奮い立たせ、
洞窟内を探索することにした。
ロロ :
……手当、しねェとな……とりあえず、今は凌がねェと……
……手当、しねェとな……とりあえず、今は凌がねェと……
ペタラム :
……、……うん、……ねえっ、……
帰れるわよね私達っ!?大丈夫よね、アンタ、こういうのもきっと初めてじゃないんでしょっ!?
……、……うん、……ねえっ、……
帰れるわよね私達っ!?大丈夫よね、アンタ、こういうのもきっと初めてじゃないんでしょっ!?
ロロ :
……ハハ、なァに……
……ハハ、なァに……
ロロ :
俺は、ッツゥ……運が良い男で、通っててねェ……(努める限り静かに、その身を起こす)
俺は、ッツゥ……運が良い男で、通っててねェ……(努める限り静かに、その身を起こす)
ロロ :
……いやァ、運を掴むのは、相応のことをしてきたヤツ、なんて、言ってたか……誰かが……
……いやァ、運を掴むのは、相応のことをしてきたヤツ、なんて、言ってたか……誰かが……
ペタラム :
……アンタ、………
……アンタ、………
ペタラム :
(いつもの様に怒声を浴びせる気力も体力も無いのか、続くように静かに立ち上がり。)
(いつもの様に怒声を浴びせる気力も体力も無いのか、続くように静かに立ち上がり。)
ロロ :
あるいは、ッ……ツケが回ってきたか……どっちにしろ
あるいは、ッ……ツケが回ってきたか……どっちにしろ
ロロ :
お前まで、道連れにすンのは、ねェ……(へにゃりと口角を釣り上げる。しかしそれも笑っているのか何なのか、この暗く閉じ込められた場所でははかり得ない)
お前まで、道連れにすンのは、ねェ……(へにゃりと口角を釣り上げる。しかしそれも笑っているのか何なのか、この暗く閉じ込められた場所でははかり得ない)
ペタラム :
……もう、……何言ってるの、しっかりしてよロロ、……アンタらしくも、……(否、自身の言うロロらしさなんて一方的な偏見と印象でしか無くて。)
……もう、……何言ってるの、しっかりしてよロロ、……アンタらしくも、……(否、自身の言うロロらしさなんて一方的な偏見と印象でしか無くて。)
ロロ :
…………悪ィ。
…………悪ィ。
ペタラム :
……、………
……、………
ペタラム :
……ッ、……とりあえず、火を起こさないと……よね!?……それで、……
……ッ、……とりあえず、火を起こさないと……よね!?……それで、……
ペタラム :
出口、探すわよ、……
出口、探すわよ、……
ロロ :
……(あたりを見渡す。ペタラムの声の残響を聞いて、それからまた顔を戻し)
……(あたりを見渡す。ペタラムの声の残響を聞いて、それからまた顔を戻し)
ロロ :
……そこそこ、空間があンな。……いや、やっぱツイてたかもしれねェ……
……そこそこ、空間があンな。……いや、やっぱツイてたかもしれねェ……
ロロ :
どっかに、俺達の荷物が転がってねェか……? あるはずだ、俺達の代わりに、ペシャンコになってなきゃァな……
どっかに、俺達の荷物が転がってねェか……? あるはずだ、俺達の代わりに、ペシャンコになってなきゃァな……
ペタラム :
……(習うように見回す。出口なんて、根拠も無く勢い任せに言った言葉だったが。確かに、道が続いてるようにも見えた。)
……(習うように見回す。出口なんて、根拠も無く勢い任せに言った言葉だったが。確かに、道が続いてるようにも見えた。)
ペタラム :
……うん、……
……うん、……
あなたたちは、泥だらけになったバックパックを発見した。
ペタラム :
──あったわ、ねえロロ、これっ!
──あったわ、ねえロロ、これっ!
自分たちが持ち込んだものだ。
だが、土砂に巻き込まれ、
ほとんどの道具が使えなくなってしまっている……。
ロロ :
あったか、でかした……
あったか、でかした……
ペタラム :
(しゃがみ込み、中を覗いて……)ぁ、……
(しゃがみ込み、中を覗いて……)ぁ、……
ロロ :
ペタラム?
ペタラム?
ペタラム :
(首を横に振った。)
(首を横に振った。)
……かろうじて、いくつかの食糧と、
僅かな水が無事だった。
だが、先の依頼で既に消費していたこともあり、
その量は決して多いとは言えない。
ペタラム :
……だめ、もう、殆ど使えなくなってる……
……だめ、もう、殆ど使えなくなってる……
ロロ :
……いや、いい。使えるやつだけ引っ張ってくりゃァ、無いよりよっぽどマシだ。
……いや、いい。使えるやつだけ引っ張ってくりゃァ、無いよりよっぽどマシだ。
ペタラム :
……うん、……
……うん、……
安心するにはまだまだ足りないが、
それでも、無いよりはマシだろう……。
あなたたちは、食糧と水を回収した。
[なけなしの食糧] を手に入れた。
[わずかな水] を手に入れた。
ペタラム :
(
なけなしの食糧
と
わずかな水
を床に並べる。)
(
なけなしの食糧
と
わずかな水
を床に並べる。)
ロロ :
……お前の言う通り、出口を探さにゃなんねェが……
……お前の言う通り、出口を探さにゃなんねェが……
ロロ :
応急処置もしねーことには、ちと、ままならんな……
応急処置もしねーことには、ちと、ままならんな……
焚き火跡だ。
落盤の衝撃で火は消え、
薪は泥と雨水で湿っている……。
これではもう使えないだろう。
ペタラム :
……っ、こんな事なら、回復呪文も習っておけば……言っても仕方ないわね……
処置って、だってポーションも割れちゃってるし……!
……っ、こんな事なら、回復呪文も習っておけば……言っても仕方ないわね……
処置って、だってポーションも割れちゃってるし……!
ロロ :
まァ、待て。何か無ェか……
まァ、待て。何か無ェか……
ぐしゃぐしゃになったテントの跡だ。
辛うじて身を横たえられそうな部分は残っている。
……だが、今は休んでいる場合ではない。
ロロ :
……テントはだめかァ。
……テントはだめかァ。
ロロ :
クソ、しょうがねェ……根性決めるしかねェか……
クソ、しょうがねェ……根性決めるしかねェか……
ペタラム :
……うそっ、さっき集めた焚き木も湿っちゃって……
……うそっ、さっき集めた焚き木も湿っちゃって……
ロロ :
仕方ねェ、あの雨だったンだ……
仕方ねェ、あの雨だったンだ……
ロロ :
水没してねェだけ、マシだと思うしか、な。
(よたりと、洞窟の壁に手をつく)
水没してねェだけ、マシだと思うしか、な。
(よたりと、洞窟の壁に手をつく)
ペタラム :
そんな事言っても、……ねえ、ちょっと、歩ける……!?
そんな事言っても、……ねえ、ちょっと、歩ける……!?
ロロ :
流石に、なんか無ェと、不味いからな……使えるもの探しにいかねェと。
流石に、なんか無ェと、不味いからな……使えるもの探しにいかねェと。
ペタラム :
使えるものって……、……(口から付いて出そうな弱音を留める。この窮地に立たされて、言葉を聞いて、ようやく察するのだ。不安なのは自分だけでは無いのだと、あの時も、あの時だって……)
使えるものって……、……(口から付いて出そうな弱音を留める。この窮地に立たされて、言葉を聞いて、ようやく察するのだ。不安なのは自分だけでは無いのだと、あの時も、あの時だって……)
ロロ :
……なァに。こンなところに閉じ込められるのは初めてだがァ……くたばりかけンのは、これが初めてでもねェ。
生きる為に足掻くだけなら……慣れたモンよ。
……なァに。こンなところに閉じ込められるのは初めてだがァ……くたばりかけンのは、これが初めてでもねェ。
生きる為に足掻くだけなら……慣れたモンよ。
ペタラム :
ロロ……、……(気の所為だろうか。励ます為の言葉が、何処か空虚に聞こえてしまって。)
ロロ……、……(気の所為だろうか。励ます為の言葉が、何処か空虚に聞こえてしまって。)
ペタラム :
……(引き摺る様に歩く体のそばに寄った。せめて、互いに支えになればと。)
……(引き摺る様に歩く体のそばに寄った。せめて、互いに支えになればと。)
ペタラム :
だ、……大丈夫。……
だ、……大丈夫。……
ロロ :
お前の、怪我も……みねェとな。さァて……
お前の、怪我も……みねェとな。さァて……
ロロ :
(そこに彼女が居るのを確認するように、肩に手を伸ばしてから、ゆっくりと連なる洞窟の形をなぞりだす)
(そこに彼女が居るのを確認するように、肩に手を伸ばしてから、ゆっくりと連なる洞窟の形をなぞりだす)
*ぴちゃっ*
……水滴がしたたり落ちた。
……地面と岩肌の隙間に、
身をよじれば進めそうな空間がある。
進みますか?
ペタラム :
(縋る肩は震えていた。袖を弱々しく握り、引っ張って。歩を前に……)
(縋る肩は震えていた。袖を弱々しく握り、引っ張って。歩を前に……)
ロロ :
……なんとか、続いてはいそうだな……元の形からは、変わっちまっただろうが。
……なんとか、続いてはいそうだな……元の形からは、変わっちまっただろうが。
ペタラム :
うん、……ねえ見てロロ!ここ、隙間があるわっ……!此処から出れるかもッ!
うん、……ねえ見てロロ!ここ、隙間があるわっ……!此処から出れるかもッ!
ロロ :
確かめてみっかァ……
確かめてみっかァ……
ペタラム :
うんっ……!
うんっ……!
ロロ :
よっ……ッ……
よっ……ッ……
ペタラム :
───……広い、……まるで迷路みたい……
───……広い、……まるで迷路みたい……
ロロ :
……あっちこっちででけェ瓦礫になってそうだな……気をつけろよ、足元。
……あっちこっちででけェ瓦礫になってそうだな……気をつけろよ、足元。
ペタラム :
……うん、気をつける………
……うん、気をつける………
……行き止まりだ。
落盤の影響だろうか……。
ロロ :
……塞がってやがる。
……塞がってやがる。
ペタラム :
……っ、他の道を見てみましょう!
……っ、他の道を見てみましょう!
ロロ :
あァ。
あァ。
……行き止まりのようだが……。
注意深く観察する……。
目標値:10 <= 3d + 感覚補正 + パーセプション
……!
行き止まりを調査していた者が、
奥に続く道を発見した!
ペタラム :
行き止まり……?……、いや、……
行き止まり……?……、いや、……
ペタラム :
(何時か貴方が壁の隙間から通る風で、隠し通路を見つけたのを思い起こした。頬に触れる風を感じて……)
……こっち、ほら、風が流れてるわっ!
(何時か貴方が壁の隙間から通る風で、隠し通路を見つけたのを思い起こした。頬に触れる風を感じて……)
……こっち、ほら、風が流れてるわっ!
ロロ :
お手柄だぜ……こういうとこじゃ、それくらいしかアテがねェ。
お手柄だぜ……こういうとこじゃ、それくらいしかアテがねェ。
ペタラム :
……うん、……
……うん、……
ロロ :
行くか……
行くか……
進みますか?
ロロ :
……こいつァ……
……こいつァ……
ゴブリンの死骸だ。
既に事切れてから時間が経過しているらしい。
恐らく、冒険者たちが洞窟を探索する前に
魔物同士の縄張り争いに敗れたのだろう。
ペタラム :
……ゴブリン、……さっき退治した魔物達と争ったのかしら、……
……ゴブリン、……さっき退治した魔物達と争ったのかしら、……
ロロ :
かも、な。結構広い洞窟だったし……
かも、な。結構広い洞窟だったし……
ペタラム :
(一瞬身を跳ねさせるが。)………、良かった、生きて無くて……。こんな状態じゃ戦闘なんてムリよ……
(一瞬身を跳ねさせるが。)………、良かった、生きて無くて……。こんな状態じゃ戦闘なんてムリよ……
ロロ :
全くだ……
全くだ……
これは……ゴブリンが集めたガラクタだろうか。
様々なゴミ同然の道具が、
乱雑に一ヵ所にまとめられている。
ペタラム :
そっちは…?
そっちは…?
ロロ :
あァ~……なんか、無ェかな。
あァ~……なんか、無ェかな。
ほとんどはろくに使えそうにないが、
縄と、木材の破片を見つけた。
火打石まである。
ご丁寧に、打ち金に使えそうな鉄片も転がっていた。
他に火種になりそうなものがなければ、
これらを用いて火を起こせるだろう。
ロロ :
……ハッ。こいつらのゴミ漁りも、たまにゃァ役に立つねェ……
……ハッ。こいつらのゴミ漁りも、たまにゃァ役に立つねェ……
ペタラム :
元は冒険者のモノかしら。……気が引けるけれど、言ってる場合じゃないわね……
元は冒険者のモノかしら。……気が引けるけれど、言ってる場合じゃないわね……
これで木片は焚き火の燃料になるはずだ。
それに、縄は何かに使えるかもしれない……。
あなたたちは、縄と木片、火種を手に入れた。
ロロ :
使えるモンは、つかわねェとな……
使えるモンは、つかわねェとな……
ペタラム :
こっ、これで、火を起こせるかもっ!……
こっ、これで、火を起こせるかもっ!……
ロロ :
っ、~~~~……あァ。いっぺん、落ち着きにいくと、するかよ……
っ、~~~~……あァ。いっぺん、落ち着きにいくと、するかよ……
ペタラム :
うん、……(気づけばすっかり体温も冷え切って、次第に恐怖よりも、寒気の身震いが勝っていた。魔力も尽きてしまえば、暗い洞窟の中では加護も得られない。)
うん、……(気づけばすっかり体温も冷え切って、次第に恐怖よりも、寒気の身震いが勝っていた。魔力も尽きてしまえば、暗い洞窟の中では加護も得られない。)
ペタラム :
戻りましょう、一回……
戻りましょう、一回……
ロロ :
おう……。
おう……。
進みますか?
……地面と岩肌の隙間に、
身をよじれば進めそうな空間がある。
進みますか?
ペタラム :
はぁ、っ、……
はぁ、っ、……
ロロ :
……ハハ。根性あんじゃん。
……ハハ。根性あんじゃん。
ペタラム :
……見縊らないでよっ、私だって、こんなピンチ、初めてじゃないんだから……っ!
(嘘。)
……見縊らないでよっ、私だって、こんなピンチ、初めてじゃないんだから……っ!
(嘘。)
ロロ :
そりゃ、良い……
そりゃ、良い……
焚き火跡だ。
落盤の衝撃で火は消え、
薪は泥と雨水で湿っている……。
これではもう使えないだろう。
泥だらけになったバックパックだ。
もう使えそうなものは残っていない……。
ぐしゃぐしゃになったテントの跡だ。
辛うじて身を横たえられそうな部分は残っている。
……だが、今は休んでいる場合ではない。
ペタラム :
……~~ッ!だめ、火付かないかも……!
……~~ッ!だめ、火付かないかも……!
ロロ :
……流石にか
……流石にか
ペタラム :
湿気ちゃってる……!燃やせるもの、探さないと……
湿気ちゃってる……!燃やせるもの、探さないと……
ロロ :
なにか、残ってるかねェ……
なにか、残ってるかねェ……
ペタラム :
……、……あるわよ、きっと……
……、……あるわよ、きっと……
……地面と岩肌の隙間に、
身をよじれば進めそうな空間がある。
進みますか?
……!
遥か眼下から、水の音が聞こえる。
ロロ :
こっちは……なんか、流れてやがンな。
こっちは……なんか、流れてやがンな。
ペタラム :
ほんと……!?
ほんと……!?
だが、切り立った崖のようになっており、
道具も無しにこれを降りるのは極めて危険だ。
ペタラム :
……水流が外まで繋がってるかもしれないわ!……
……水流が外まで繋がってるかもしれないわ!……
ペタラム :
……高い、……
……高い、……
……先ほど見つけた縄を使えば。
すぐそこの岩に結び付けて垂らすことで、
崖の下に降りられるかもしれない。
ロロ :
縄ァ使えば、降りられっかもしれねェな。
縄ァ使えば、降りられっかもしれねェな。
ペタラム :
……、ここを……?……ぅ~、……
……、ここを……?……ぅ~、……
ペタラム :
……分かった、平気よ。降りるわ……!
……分かった、平気よ。降りるわ……!
あなたたちは慎重に岩に縄を結び付け、
崖下へ降りて行った。
ロロ :
気ィつけな……よっ。
気ィつけな……よっ。
……!
これは……どうやら地底湖のようだ。
ロロ :
……こんなとこに繋がってたのかよ。
……こんなとこに繋がってたのかよ。
ペタラム :
……っ、!……(よろりと着地して。)
……っ、!……(よろりと着地して。)
ペタラム :
……綺麗、……
……綺麗、……
水は澄んで、魚影らしきものも見える。
どこかに汲めそうな湧き水や、
魚を獲れそうなところはないだろうか……。
ロロ :
これ、地底の湧き水ってやつか……?
これ、地底の湧き水ってやつか……?
ペタラム :
あっ、ねえ!魚が泳いでるわ……!
あっ、ねえ!魚が泳いでるわ……!
ロロ :
釣り竿の一本でもありゃァ、丁度良かったンだけどな……
釣り竿の一本でもありゃァ、丁度良かったンだけどな……
ペタラム :
あっても私、釣りなんてしたことないけど……
あっても私、釣りなんてしたことないけど……
ロロ :
俺も無ェ。
俺も無ェ。
ペタラム :
……そうなの?意外……
……そうなの?意外……
ロロ :
あんま、スゲー遠出とかしてこなかったンだよね。
あんま、スゲー遠出とかしてこなかったンだよね。
ペタラム :
……
……
ロロ :
とりあえず……飲める水なら汲んでくか……傷口も洗いてえ。
とりあえず……飲める水なら汲んでくか……傷口も洗いてえ。
ペタラム :
……うん。
……うん。
岩壁の隙間から、透き通った湧き水が流れ落ちている。
……飲用にしても問題ないだろう。
あなたたちは、清潔な湧き水を手に入れた。
ロロ :
(軽く掬って、口に含む)
(軽く掬って、口に含む)
ペタラム :
んっ、……ぷは、……
んっ、……ぷは、……
ロロ :
大丈夫……そうじゃねェかな。
大丈夫……そうじゃねェかな。
ペタラム :
んぇ?(確認する前に口を付けてた。)
んぇ?(確認する前に口を付けてた。)
ロロ :
……ナハハ。
……ナハハ。
ペタラム :
大丈夫じゃない水もあるの……?
大丈夫じゃない水もあるの……?
ロロ :
大丈夫じゃねェ水の方が多いかもなァ……
大丈夫じゃねェ水の方が多いかもなァ……
ペタラム :
早く言ってっ!……
早く言ってっ!……
ペタラム :
……、湧き水があって良かった。ほらっ、やっぱり私達ツイてるのよ、……ねえロロ!
……、湧き水があって良かった。ほらっ、やっぱり私達ツイてるのよ、……ねえロロ!
ロロ :
かもなァ。
かもなァ。
ペタラム :
……
……
ペタラム :
………
………
ペタラム :
ねぇっ!ちょっぴりあっち向いててっ!洗うからっ!
ねぇっ!ちょっぴりあっち向いててっ!洗うからっ!
ロロ :
ン?
ン?
ペタラム :
ン?じゃないわよっ!女子が体洗うところ覗き見するつもりっ!?
ン?じゃないわよっ!女子が体洗うところ覗き見するつもりっ!?
ロロ :
……あァ~。
……あァ~。
ロロ :
へいへい、わぁったよ……
へいへい、わぁったよ……
ペタラム :
………もうっ、……
………もうっ、……
ロロ :
(近くの陰になっている岩壁に、背中を預けてやや目を閉じる)
(近くの陰になっている岩壁に、背中を預けてやや目を閉じる)
ペタラム :
(濯ぐ音。何方かと言えば、視られたく無いのは体というよりも……)
(濯ぐ音。何方かと言えば、視られたく無いのは体というよりも……)
ペタラム :
───……良いわよっ!……ぅぅ、寒っ、……
───……良いわよっ!……ぅぅ、寒っ、……
ロロ :
……ん、おお。いいのかァ。(やや、緩慢な返事)
……ん、おお。いいのかァ。(やや、緩慢な返事)
ペタラム :
ねえっ、……覗き見してなかったでしょうね……っ!……
ねえっ、……覗き見してなかったでしょうね……っ!……
ペタラム :
………ねえ、……(不安気に。)
………ねえ、……(不安気に。)
ロロ :
してねェって……
してねェって……
ペタラム :
(不安なのは、その言葉の緩慢さだった。いつも通りの茶化すような遣り取りをする余裕も無いのは、承知の上ではあるが……)
戻って……休みましょう、……
(不安なのは、その言葉の緩慢さだった。いつも通りの茶化すような遣り取りをする余裕も無いのは、承知の上ではあるが……)
戻って……休みましょう、……
ロロ :
まァ、そだなあ……どうせなら、食い扶持の一匹でも持って帰りてェとこだが……
まァ、そだなあ……どうせなら、食い扶持の一匹でも持って帰りてェとこだが……
ペタラム :
魚かしら?……
魚かしら?……
ロロ :
なんべんも上り下りすると痛くてよォ……
なんべんも上り下りすると痛くてよォ……
ペタラム :
そっ、そうね……
そっ、そうね……
ペタラム :
水に泳いでる魚なら、何とか出来るかも……
水に泳いでる魚なら、何とか出来るかも……
……魚が泳ぎまわっているのが見える。
ここからなら、腕を伸ばせば獲れるかもしれない。
ロロ :
一応、届きそうっちゃ届きそうだな……
一応、届きそうっちゃ届きそうだな……
ペタラム :
う、うっかり落ちないでよっ!
う、うっかり落ちないでよっ!
だが、魚はとてもすばしっこい。
捕まえるには、手先が器用なもの……
あるいは、サバイバル術に長けるもの……。
そういったものが挑戦したほうがよさそうだ。
ロロ :
お前こそ、ンなとこ落っこちたら流石に、助けらんねェからなァ
お前こそ、ンなとこ落っこちたら流石に、助けらんねェからなァ
ペタラム :
……(想像して血の気が引いた……)
ねえっ、ちょっと私に任せてみて……!
……(想像して血の気が引いた……)
ねえっ、ちょっと私に任せてみて……!
ロロ :
あーん? ……ンじゃあ落ちねえように抑えといてやるよ。
あーん? ……ンじゃあ落ちねえように抑えといてやるよ。
ペタラム :
んぐ、……
んぐ、……
ペタラム :
(集中……、……つん、と水面に指先を落として。)
(集中……、……つん、と水面に指先を落として。)
ペタラム :
(濁りの無い湖は魔力を流すのに最適だった。身体の一部の様に、泳ぐ魚の輪郭が伝わってくる。その内、近くを泳ぐものに狙いを澄ませて……)
(濁りの無い湖は魔力を流すのに最適だった。身体の一部の様に、泳ぐ魚の輪郭が伝わってくる。その内、近くを泳ぐものに狙いを澄ませて……)
魚を捕まえますか?
(※イベント起動者のステータスで判定します)
ペタラムが[はい]を選択しました
魚を捕まえろ!
目標値:12 <= 3d + 器用補正 + サバイバル
達成値:11
+3
判定に失敗しました
……だめだ!
魚が逃げてしまった!
ペタラム :
(波立ち水槍が湖面に浮かび上がるが、空振り。)──……っ、……も、もう一回……
(波立ち水槍が湖面に浮かび上がるが、空振り。)──……っ、……も、もう一回……
魚を捕まえますか?
(※イベント起動者のステータスで判定します)
ペタラムが[はい]を選択しました
魚を捕まえろ!
目標値:12 <= 3d + 器用補正 + サバイバル
達成値:16
+3
判定に成功しました
ロロ :
上手いこと追い込め。追ったらコイツラのほうが早ェんだ。
上手いこと追い込め。追ったらコイツラのほうが早ェんだ。
ペタラム :
……うん、……………
……うん、……………
ペタラム :
やってみる。(言われた通りに。二度、三度。水槍を突き立てるが空振り。けれど、それは徐々に泳ぐ魚を隅に追い立てて。)
やってみる。(言われた通りに。二度、三度。水槍を突き立てるが空振り。けれど、それは徐々に泳ぐ魚を隅に追い立てて。)
お見事!
魚を捕まえることに成功した!
ペタラム :
(四度目の槍が魚影を穿った。)
(四度目の槍が魚影を穿った。)
ロロ :
へっ……やれんじゃねェの。
へっ……やれんじゃねェの。
ペタラム :
でっ、……出来たわ!ねえ見た!?ほら、魚!これで食料の心配は無いわねっ!
でっ、……出来たわ!ねえ見た!?ほら、魚!これで食料の心配は無いわねっ!
ロロ :
大したモンよ。……これだけでも、大分違ェな。
大したモンよ。……これだけでも、大分違ェな。
ペタラム :
(満面の笑みで見せつける。ふふん、と得意げに鼻を鳴らした。)
ふふっ、何とかなりそうね……!戻りましょうっ!
(満面の笑みで見せつける。ふふん、と得意げに鼻を鳴らした。)
ふふっ、何とかなりそうね……!戻りましょうっ!
あとは焚き火を起こすことさえできれば、
ひとまず今日の食糧はどうにかなりそうだ。
……これで、
火を起こすための木片、
食糧と水が揃った。
ロロ :
んだァな。
んだァな。
他に探索できそうな場所もない。
一度、キャンプ跡に戻ろう……。
縄を上って洞窟に戻りますか?
……地面と岩肌の隙間に、
身をよじれば進めそうな空間がある。
進みますか?
*ぴちゃっ*
……水滴がしたたり落ちた。
焚き火跡だ。
落盤の衝撃で火は消え、
薪は泥と雨水で湿っている……。
これではもう使えないだろう。
焚き火を起こし、今日はもう休もうか。
ロロ :
(腰を降ろし、重めの息を吐く)
(腰を降ろし、重めの息を吐く)
ペタラム :
はぁぁぁ、………(へなへなと腰を付く。床が冷えると言われたのを覚えていたのか、テント跡にしゃがみこんだ。)
はぁぁぁ、………(へなへなと腰を付く。床が冷えると言われたのを覚えていたのか、テント跡にしゃがみこんだ。)
ペタラム :
……ねえっ、……これだけあれば焚き火が起こせそうよっ!
……ねえっ、……これだけあれば焚き火が起こせそうよっ!
ロロ :
やってみっか……貸しな。
やってみっか……貸しな。
ペタラム :
んっ、……
(何度か試してみるが、うまく付かなかったのか……火打ち石を差し出した。)
んっ、……
(何度か試してみるが、うまく付かなかったのか……火打ち石を差し出した。)
ロロ :
(受け取れば、火打ち石と打金を打ち合わせる。2人の他になにもない洞穴で、その音はいやでも響いて、耳についた)
(受け取れば、火打ち石と打金を打ち合わせる。2人の他になにもない洞穴で、その音はいやでも響いて、耳についた)
ロロが[はい(クエストを進行します)]を選択しました
……ひとまず、他に探索できるところはなさそうだ。
いたずらに動き回っても体力を消耗してしまう。
あなたたちは、ゴブリンのガラクタから手に入れた
木片を砕いて焚き火を起こし、
捕まえた魚を焼き、野営をすることにした。
……あたたかな焚き火が洞窟内を照らす。
ロロ :
なんとか点いたなァ……
なんとか点いたなァ……
ペタラム :
……くちゅんっ、……ぶぁ、あったかいぃ~……
……くちゅんっ、……ぶぁ、あったかいぃ~……
地底湖で獲れた魚を焼いて食べ、
水分を補給したあなたたちには、
僅かばかりの活力が戻っていた。
ロロは6回復した。
ロロは6のSPを回復した。
ロロは1のWillを回復した。
ペタラムは6回復した。
ペタラムは6のSPを回復した。
ペタラムは1のWillを回復した。
……ひとまず、今日の分は
食糧も水も確保することができた。
だが、焚き火の燃料に使えそうなものは
偶然見つかった木片くらいしかなかった。
ペタラム :
うぅっ、あのゴブリン、ついでに柔らかいベッドと温かいシチューも拾っておいてくれてたら良かったのだけど……っ!
うぅっ、あのゴブリン、ついでに柔らかいベッドと温かいシチューも拾っておいてくれてたら良かったのだけど……っ!
ロロ :
シチューの湧き出る魔法の釜ってか。あったら是非とも持ち帰りてぇとこだったね。
シチューの湧き出る魔法の釜ってか。あったら是非とも持ち帰りてぇとこだったね。
ロロ :
……とは、いえ。……だな。
……とは、いえ。……だな。
ペタラム :
…………
…………
ペタラム :
……出口らしい出口も、見当たらなかったわね、……
……出口らしい出口も、見当たらなかったわね、……
ロロ :
まァ、崩落したわけだしな……そうもならァ。
まァ、崩落したわけだしな……そうもならァ。
……では、明日から先は?
生で魚を食べるわけにもいかない。
いや、その前に、
火が無ければ、凍え、衰弱してしまうだろう。
ペタラム :
……(時間が経過するにつれ、現状の実感が増してくる。冷えた地が足元から冷やしていくように、暗闇と恐怖が侵食してくる。)
……、……大丈夫よっ!きっと誰か助けに来てくれるわ!
……(時間が経過するにつれ、現状の実感が増してくる。冷えた地が足元から冷やしていくように、暗闇と恐怖が侵食してくる。)
……、……大丈夫よっ!きっと誰か助けに来てくれるわ!
ロロ :
多分、なんかあったとは思ってくれてると、思うンだけどねェ……
多分、なんかあったとは思ってくれてると、思うンだけどねェ……
……土砂崩れからどれだけの時間が経ったのだろう。
アルマたちは、今ごろ捜索を開始してくれているのだろうか。
それとも……。
ペタラム :
…………
…………
ペタラム :
……わ、……私は、……
……わ、……私は、……
ロロ :
……ん?
……ん?
ペタラム :
私はこんな所で死ぬ訳にはいかないわっ、……!
私はこんな所で死ぬ訳にはいかないわっ、……!
ペタラム :
将来、誰もが尊敬するような大魔術師になるのだもの!……私はそういう星の元に、生まれてるんだからっ!!
将来、誰もが尊敬するような大魔術師になるのだもの!……私はそういう星の元に、生まれてるんだからっ!!
ペタラム :
だから絶対ここから生きて
出る、……!
だから絶対ここから生きて
出る、……!
ロロ :
……そうだなァ。
……そうだなァ。
ペタラム :
……ねえロロ、アンタはっ!?
……ねえロロ、アンタはっ!?
ロロ :
どした?
どした?
ペタラム :
……アンタだってあるでしょ!?此処から出てやりたい事、こんな所でくたばるなんて御免でしょッ!?
……アンタだってあるでしょ!?此処から出てやりたい事、こんな所でくたばるなんて御免でしょッ!?
ロロ :
そりゃァ、死にたかねェけど。
そりゃァ、死にたかねェけど。
ロロ :
……死にたくねェ以上で、生きたこと……あったっけなァ。
……死にたくねェ以上で、生きたこと……あったっけなァ。
ペタラム :
…………
(否定して欲しかった。一緒にこの恐怖を鼓舞してほしかった。嗚呼……勘違いじゃない、思い返せば察せる素振りは幾らでもあった。)
…………
(否定して欲しかった。一緒にこの恐怖を鼓舞してほしかった。嗚呼……勘違いじゃない、思い返せば察せる素振りは幾らでもあった。)
ペタラム :
……ロロ、……
……ロロ、……
ロロ :
(その間に、ハッとしたように。まるで失いかけの気を取り戻すかのように)
(その間に、ハッとしたように。まるで失いかけの気を取り戻すかのように)
ロロ :
……あァ~、いや。いや、あるぞ、あるぜ~~あるある……
……あァ~、いや。いや、あるぞ、あるぜ~~あるある……
ロロ :
可愛い子ちゃんたちと街に繰り出したりとかァな。そのうちリゼ当たりからいい出してェ~…………
可愛い子ちゃんたちと街に繰り出したりとかァな。そのうちリゼ当たりからいい出してェ~…………
ロロ :
あとはァ~……
あとはァ~……
ロロ :
……。
……。
ペタラム :
(すぅっと、胸の内に風が吹き抜けた。沸き立つような激情とは違う何かが心の内を満たすような。きっと、垣間見た其れは、貴方の一片にも満たないのだろうけれど。)
(貴方がいつもそうしてくれる様に。無意識に、貴方の頭に伸ばした手が伸びていた。)
(すぅっと、胸の内に風が吹き抜けた。沸き立つような激情とは違う何かが心の内を満たすような。きっと、垣間見た其れは、貴方の一片にも満たないのだろうけれど。)
(貴方がいつもそうしてくれる様に。無意識に、貴方の頭に伸ばした手が伸びていた。)
ペタラム :
……
……
ロロ :
…………(言葉はなかったが、目と目があう)
…………(言葉はなかったが、目と目があう)
ペタラム :
……大丈夫、………
……大丈夫、………
ペタラム :
…………(いつも口癖のように呟く言葉だった。何が、なんて。口にした自分にも分からなくて……)
…………(いつも口癖のように呟く言葉だった。何が、なんて。口にした自分にも分からなくて……)
ペタラム :
(乗せた手を擦り、潤んだ瞳で、その奥を覗き込む。)
(乗せた手を擦り、潤んだ瞳で、その奥を覗き込む。)
ロロ :
……生き残るのばっか、上手くなっちまった。(苦笑いに、緩く目を細める。エメラルド色の奥に、深緑が映った)
……生き残るのばっか、上手くなっちまった。(苦笑いに、緩く目を細める。エメラルド色の奥に、深緑が映った)
ペタラム :
……うん、…………(鏡移しに緑の色が青に滲む。同情なんて烏滸がましいけれど。それでも、いまこの時、分かち合いたかったから。)
(その一片でも理解してあげたい、唯のエゴだとしても。目を背けるべきでは無いと、そう思ったから。)
……うん、…………(鏡移しに緑の色が青に滲む。同情なんて烏滸がましいけれど。それでも、いまこの時、分かち合いたかったから。)
(その一片でも理解してあげたい、唯のエゴだとしても。目を背けるべきでは無いと、そう思ったから。)
ロロ :
…………。……寒……。血ィ、そんな、出てないと思ったンだけどな。
…………。……寒……。血ィ、そんな、出てないと思ったンだけどな。
ペタラム :
……(紡ごうとした言葉を何度も喉元で押し留めては、悶々と視線を泳がせて。……)
……(紡ごうとした言葉を何度も喉元で押し留めては、悶々と視線を泳がせて。……)
ペタラム :
ロロ、……(一体、どんな言葉を差し向ければ、その空虚な心の内を満たせるのか分からなかった。必死に勉強して勉学を積み重ねたのに、頭の中の本棚を漁っても、その問いの答えは一つも載ってなかった。……)
ロロ、……(一体、どんな言葉を差し向ければ、その空虚な心の内を満たせるのか分からなかった。必死に勉強して勉学を積み重ねたのに、頭の中の本棚を漁っても、その問いの答えは一つも載ってなかった。……)
ペタラム :
……(だから、……その帽子をずらして。)
(ある日、母がそうしてくれたように。温もりを差し向けてくれた様に。)
───……(貴方の額に、淡く触れるような口吻を落とした。)
……(だから、……その帽子をずらして。)
(ある日、母がそうしてくれたように。温もりを差し向けてくれた様に。)
───……(貴方の額に、淡く触れるような口吻を落とした。)
ロロ :
────!
────!
ロロ :
……。(それは、彼にとっては知らない、知ることの出来なかった暖かさで)
……。(それは、彼にとっては知らない、知ることの出来なかった暖かさで)
ロロ :
…………(それに持ち合わせる回答なんてものも、持ち合わせてはいない。ただ、委ねるようにひとつ、目蓋を伏せる)
…………(それに持ち合わせる回答なんてものも、持ち合わせてはいない。ただ、委ねるようにひとつ、目蓋を伏せる)
ペタラム :
……、……あったかい?
……、……あったかい?
ロロ :
……。
……。
ロロ :
……お前、温いわ。(その手が、彼女の身体を自分へと引き寄せていたのは、おそらく無意識だった)
……お前、温いわ。(その手が、彼女の身体を自分へと引き寄せていたのは、おそらく無意識だった)
ペタラム :
……ッ!(視界がひっくり返る。目を瞬かせて……)
あ、えっ……ぇ、……
……ッ!(視界がひっくり返る。目を瞬かせて……)
あ、えっ……ぇ、……
ペタラム :
……なら、良かった、……
……なら、良かった、……
ロロ :
(彼女の背中に手を回す。少年の触れ合った箇所は、おそらく思っていたより、だいぶ冷たい)
(彼女の背中に手を回す。少年の触れ合った箇所は、おそらく思っていたより、だいぶ冷たい)
ペタラム :
(裏腹に、少女の体温はやけに熱い。其れは体質か、施された太陽の加護か、……)
(裏腹に、少女の体温はやけに熱い。其れは体質か、施された太陽の加護か、……)
ロロ :
(そのまま、彼女の身体を抱きしめる。どこか求めるように、あるいはどこにも行かないでくれと、懇願するように。彼女の身体を抱く)
(そのまま、彼女の身体を抱きしめる。どこか求めるように、あるいはどこにも行かないでくれと、懇願するように。彼女の身体を抱く)
ペタラム :
……ロロ、……っ、……(触れるその全ての感触が初めての事で。困惑するように、初めは忙しなく四肢を揺らしていたが……)
……ロロ、……っ、……(触れるその全ての感触が初めての事で。困惑するように、初めは忙しなく四肢を揺らしていたが……)
ペタラム :
(やがて、抵抗する事なく受け入れた。)
……、ねえっ、……!(上ずった声で。)
(やがて、抵抗する事なく受け入れた。)
……、ねえっ、……!(上ずった声で。)
ロロ :
……ん?
……ん?
ペタラム :
…………っ、えっと、……、………、……………
…………っ、えっと、……、………、……………
ロロ :
…………。
…………。
ロロ :
……あのさ。
……あのさ。
ペタラム :
……か、ぁ、えっ?……何?
……か、ぁ、えっ?……何?
ロロ :
1個だけ、あったわ。
1個だけ、あったわ。
ペタラム :
……ほんと?……
……ほんと?……
ロロ :
夢……って、ほどのことでもないかもしれねぇけど。
夢……って、ほどのことでもないかもしれねぇけど。
ペタラム :
(抱かれたまま見上げ、瞳を覗き込んで。)
(抱かれたまま見上げ、瞳を覗き込んで。)
ロロ :
大口叩くだけだったお前が……どんなヤツになってくのか。どんだけいい女になってくのかさ。
大口叩くだけだったお前が……どんなヤツになってくのか。どんだけいい女になってくのかさ。
ロロ :
それが見たかったの、思い出した。(擦るように頬を合わせて、もう一度。彼女を、抱きしめなおす)
それが見たかったの、思い出した。(擦るように頬を合わせて、もう一度。彼女を、抱きしめなおす)
ペタラム :
───………
───………
ペタラム :
……、……そうっ!ならアンタにいつか、み、見せてやるわっ……腰抜かす程美人で、誰もが憧れる超一流の魔術師になった、この私を、………
……、……そうっ!ならアンタにいつか、み、見せてやるわっ……腰抜かす程美人で、誰もが憧れる超一流の魔術師になった、この私を、………
ペタラム :
……だから、……ねぇ、……
……あんなカオ、しないでよ、……(不器用にぎこちなく。背に手を回す。)
……だから、……ねぇ、……
……あんなカオ、しないでよ、……(不器用にぎこちなく。背に手を回す。)
ロロ :
……悪ィ。
……悪ィ。
ペタラム :
…………、……
…………、……
ペタラム :
ううんっ、……良い。……私こそ、ごめん、……
ううんっ、……良い。……私こそ、ごめん、……
ロロ :
お前の前では、魔法使いでいてやるん……だった、な。
お前の前では、魔法使いでいてやるん……だった、な。
ペタラム :
…………、……
…………、……
ロロ :
……大丈夫。
魔法が解けても、絶対、死なせねェよ。
……大丈夫。
魔法が解けても、絶対、死なせねェよ。
ペタラム :
(応えを違えただろうか。理想を押し付けてしまっただろうか。こんな時だって頭ばっかり回るものだから、ぐるぐると感情が巡って。)
(それでも告げられた言葉は胸の内に染み込んで、かさを増して溢れた気持ちが、涙となって瞼の端からこぼれた。)
……、うんっ、………
(応えを違えただろうか。理想を押し付けてしまっただろうか。こんな時だって頭ばっかり回るものだから、ぐるぐると感情が巡って。)
(それでも告げられた言葉は胸の内に染み込んで、かさを増して溢れた気持ちが、涙となって瞼の端からこぼれた。)
……、うんっ、………
ロロ :
こんなとこで終わンのは、そう……俺だって……
こんなとこで終わンのは、そう……俺だって……
ロロ :
あんまりだ。
あんまりだ。
ペタラム :
そう、……そうよ。……
そう、……そうよ。……
ペタラム :
此処で終わるなんて、認めない……私達は、まだ……
此処で終わるなんて、認めない……私達は、まだ……
ペタラム :
まだ、全然、物足りないんだから……!
まだ、全然、物足りないんだから……!
ペタラム :
ねえっ、……帰るわよ、ロロ……!
ねえっ、……帰るわよ、ロロ……!
ロロ :
……わァってるさ。
……わァってるさ。
ロロ :
……ただ、寒いから……
もう少し、このままでいさせて。
……ただ、寒いから……
もう少し、このままでいさせて。
ペタラム :
……
うん、……良いよ、…………
……
うん、……良いよ、…………
ロロ :
……よかった。
……よかった。
ペタラム :
……お疲れ様、ロロ。……、ゆっくり……休んでね……。
……お疲れ様、ロロ。……、ゆっくり……休んでね……。
……不安が尽きることはない。
だが、それでも現状、もはやできることはない。
……ひとまず、区切りがついたら眠ろう。
少なくとも今は、温かな中で休むことができる。
十分に休める時に休んでおかなくては、
今後、どうなるか……何も分からないのだから。
もう休もうか。
ロロが[はい(クエストを進行します)]を選択しました
……不安は尽きないが、眠ろう。
あなたたちは、今、
どんな気持ちで眠りに就こうとしているのだろうか。
いずれにせよ、ただ、夜は更けていく……。
……目を覚ます。
焚き火は既に消えていた。
ロロ :
……ん、ンン…………
……ん、ンン…………
ペタラム :
───……っ、……ん、……
───……っ、……ん、……
ロロ :
(再び暗くなった洞穴。火の跡に目を落としてから、腕の中の彼女の方を向いて)
(再び暗くなった洞穴。火の跡に目を落としてから、腕の中の彼女の方を向いて)
ペタラム :
……寒いわ、っ、……(こうして体温を交換していなかったら、果たしてどうなって居ただろうか。無意識に身を擦り寄せる。ふっと、視線が合って。)
……寒いわ、っ、……(こうして体温を交換していなかったら、果たしてどうなって居ただろうか。無意識に身を擦り寄せる。ふっと、視線が合って。)
ロロ :
……おはよォ。
……おはよォ。
ペタラム :
……………
……………
ペタラム :
あ、あ、あ、っ!
あ、あ、あ、っ!
ロロ :
な、な、なになに……
な、な、なになに……
ペタラム :
…………おはよう、……(帽子を目深に被った。)
…………おはよう、……(帽子を目深に被った。)
ロロ :
ちったァ眠れたか?
ちったァ眠れたか?
ペタラム :
お、お陰様で……アンタはどうなのよっ!
お、お陰様で……アンタはどうなのよっ!
ロロ :
ナハハ……気絶するみてェに寝てた。
ナハハ……気絶するみてェに寝てた。
ペタラム :
……、な、……なら良かった……?……
……、な、……なら良かった……?……
ロロ :
お互い冷え切らねェで済んで良かったよ。
お互い冷え切らねェで済んで良かったよ。
ペタラム :
(ふうっ、と息を付く。どうにも頭の中が散らかって纏まらないが、見上げる薄暗い天井の冷たさが現状を嫌という程に知らしめていた。)
(ふうっ、と息を付く。どうにも頭の中が散らかって纏まらないが、見上げる薄暗い天井の冷たさが現状を嫌という程に知らしめていた。)
……ごく僅かに、洞窟内の温度が上がっている気がする。
恐らくだが、夜が明けたのだろう。
しかし、光も差し込まないここでは、
時間の感覚さえも曖昧だ……。
ペタラム :
……どのぐらい、こうしていたのかしら……
……どのぐらい、こうしていたのかしら……
ロロ :
いやァ……わかんねェ。そんなに、馬鹿みたいに経ってねえとは思うが……
いやァ……わかんねェ。そんなに、馬鹿みたいに経ってねえとは思うが……
……今日の方針はまだ決まっていないだろう。
だが、できることはやらなくてはならない。
まずは、地底湖まで本日分の水を取りに行こう。
ペタラム :
………、……そう、そうね……今日の分の食事と水を、……取ってこないと。
………、……そう、そうね……今日の分の食事と水を、……取ってこないと。
ロロ :
……だな。少なくとも水さえありゃァ……ギリギリしなねェで済む。
……だな。少なくとも水さえありゃァ……ギリギリしなねェで済む。
ペタラム :
そうね、……
そうね、……
ロロ :
体が冷えねえ内に、動くかい。
体が冷えねえ内に、動くかい。
ペタラム :
……(見上げて、少し名残惜しそうに身を揺らしてから。)
……(見上げて、少し名残惜しそうに身を揺らしてから。)
ロロ :
ん?
ん?
ペタラム :
別に、……そうね、そうしましょうっ、……!
別に、……そうね、そうしましょうっ、……!
ロロ :
続きは後でな。
続きは後でな。
ペタラム :
……ッ、ばかっ!!
……ッ、ばかっ!!
ロロ :
ナハハ。
ナハハ。
ペタラム :
(頬をつついて立ち上がる。)
(頬をつついて立ち上がる。)
ロロ :
……さっ、て。あんまりボケっともしてらんねェね。
……さっ、て。あんまりボケっともしてらんねェね。
ロロ :
挫けてっちゃァ、話になんね……!(意気込むようにして、続いて立つ)
挫けてっちゃァ、話になんね……!(意気込むようにして、続いて立つ)
ペタラム :
……、
……、
ペタラム :
ええ、そうね……、!このぐらいで諦めてたまるものですか!
ええ、そうね……、!このぐらいで諦めてたまるものですか!
ロロ :
っし~……
っし~……
ロロ :
行くか。
行くか。
ペタラム :
うん。
うん。
*ぴちゃっ*
……水滴がしたたり落ちた。
……地面と岩肌の隙間に、
身をよじれば進めそうな空間がある。
進みますか?
ペタラム :
……ねぇ、……ねぇロロッ!
……ねぇ、……ねぇロロッ!
ロロ :
ん、どした。
ん、どした。
ペタラム :
……もし、無事に帰れたらっ!……アンタの風魔法、……教えてよっ……!
……もし、無事に帰れたらっ!……アンタの風魔法、……教えてよっ……!
ロロ :
それ、今聞くことかァ?
それ、今聞くことかァ?
ペタラム :
い、……今聞くことよっ!!この私が……歴史に名を刻んでやるんだから、アンタの呪文をッ!!
い、……今聞くことよっ!!この私が……歴史に名を刻んでやるんだから、アンタの呪文をッ!!
ペタラム :
光栄だと思わないっ!?………
光栄だと思わないっ!?………
ペタラム :
……(恐る恐ると見やる。本当はずっと言いたかったのだ、ベランダで啖呵を切ってしまったあの時から、言うに言えずにずっと滞ってた言葉。)
……(恐る恐ると見やる。本当はずっと言いたかったのだ、ベランダで啖呵を切ってしまったあの時から、言うに言えずにずっと滞ってた言葉。)
ロロ :
……いいぜ。お前が上手く使ってくれるって言うなら、教えてやるよ。
……いいぜ。お前が上手く使ってくれるって言うなら、教えてやるよ。
ロロ :
俺の、"最初の幸運"を。
俺の、"最初の幸運"を。
ペタラム :
……本当、……?
……本当、……?
ロロ :
約束な。
約束な。
ペタラム :
うん、っ、約束……約束よっ!絶対に教えて貰うんだから……!
(ぴょん、と跳ねるように身を寄せた。)
うん、っ、約束……約束よっ!絶対に教えて貰うんだから……!
(ぴょん、と跳ねるように身を寄せた。)
ロロ :
そのためにも……頑張んねェとね。
そのためにも……頑張んねェとね。
ペタラム :
……うん、……帰るわよ、絶対!
……うん、……帰るわよ、絶対!
縄を使って地底湖に降りますか?
ロロが[はい]を選択しました
ロロ :
よォ……っし。
よォ……っし。
ペタラム :
……っと、……
……っと、……
ロロ :
まずは水だなァ。
まずは水だなァ。
ペタラム :
そうね……
そうね……
澄んだ湧き水を手に入れた。
[澄んだ湧き水] を手に入れた。
……キャンプに戻ろうか……。
ロロは、澄んだ湧き水を使った。
活力が漲ってくる……。
ロロは1のWillを回復した。
ロロ :
ふ~~~
ふ~~~
ペタラムは、澄んだ湧き水を使った。
活力が漲ってくる……。
ペタラムは1のWillを回復した。
ペタラム :
美味しい……
美味しい……
ロロ :
いやァ、これすらねェとホントにキツイのよ。
いやァ、これすらねェとホントにキツイのよ。
ペタラム :
そうね、み、水だけあればって、授業で聞いたことあるわっ……
(湖面に目をやる。今日は昨日のような魚影は伺えないだろうか……)
そうね、み、水だけあればって、授業で聞いたことあるわっ……
(湖面に目をやる。今日は昨日のような魚影は伺えないだろうか……)
ロロ :
今日は……静かだなァ。一回戻るか。
今日は……静かだなァ。一回戻るか。
ペタラム :
……うん、…………
……うん、…………
縄を上って洞窟に戻りますか?
ロロ :
よっ………
よっ………
あなたが縄に手をかけ、
崖を上ろうとした……その時。
ペタラム :
んっ、……
んっ、……
……!
縄が切れてしまった……!
ペタラム :
──……っ、あ、えっ!?
──……っ、あ、えっ!?
ロロ :
わたっ……あ、あ~~~………(降ってきた何かを見れば、ぼさぼさに千切れた縄の口。)
……やったかこれ。
わたっ……あ、あ~~~………(降ってきた何かを見れば、ぼさぼさに千切れた縄の口。)
……やったかこれ。
ペタラム :
うそ、……
うそ、……
幸いにして怪我はないが、
これではもうキャンプへ戻ることはおろか、
崖を上ることさえできない……。
ペタラム :
これじゃあ上がれないじゃないっ、……
これじゃあ上がれないじゃないっ、……
ロロ :
ん~~~……まァ、しゃあねェわな。良く持ったって思ったほうがいいかァこれ。
ん~~~……まァ、しゃあねェわな。良く持ったって思ったほうがいいかァこれ。
ペタラム :
そんなっ、……そう、……そうね。……、……
そんなっ、……そう、……そうね。……、……
……絶望の状況。
だが、まだ何かあるはずだ。
あなたたち冒険者は、いつだってそうやって
難局を突破してきたはずだろう。
この状況を打破できる光明を探るべく、
あなたたちは再び、地底湖の探索を開始する。
ロロ :
置いてきた荷物が特別あるわけでもねェ。
置いてきた荷物が特別あるわけでもねェ。
ペタラム :
……(ロロを見上げて……)
……(ロロを見上げて……)
ロロ :
動ける内に、別の道がねェか探すぞ。こうなりゃ徹底的に抜け穴探しちまうほうが早ェ。
動ける内に、別の道がねェか探すぞ。こうなりゃ徹底的に抜け穴探しちまうほうが早ェ。
ペタラム :
……ええっ、そうね!きっと何処かに道がある筈だわ……!
……ええっ、そうね!きっと何処かに道がある筈だわ……!
ペタラム :
探しましょうっ!
探しましょうっ!
ロロ :
崩れたってこたァ、開いた道もあるかもしれねェからな……
崩れたってこたァ、開いた道もあるかもしれねェからな……
……!
切り立った崖をよく観察してみると、
中腹あたりに側方へと抜ける横穴が見える。
ロロ :
(目を細め、崖を見やる)
(目を細め、崖を見やる)
ペタラム :
……?(身体を傾けて背から覗いて。)
……?(身体を傾けて背から覗いて。)
ロロ :
あそこ、見えるか? 横穴が開いてら……
あそこ、見えるか? 横穴が開いてら……
ペタラム :
……ほんとだっ!……あんな崖に、……
……ほんとだっ!……あんな崖に、……
岩壁も足掛かりになりそうな突起が多く、
うまく位置取りをすれば、なんとか横穴までは進めそうだ。
ロロ :
上手く登れば、たどり着けっかもしれねェ
上手く登れば、たどり着けっかもしれねェ
ペタラム :
でも、あんなの届くかしら、落ちたら……(崖下の暗がりに視線を落として。)
でも、あんなの届くかしら、落ちたら……(崖下の暗がりに視線を落として。)
しかし、現在の疲労した状態では、
更に体力(HP)を消耗してしまうことは免れないだろう。
加えて、一度上ってしまえば、降りることも難しそうだ。
……他に探索できそうな場所はないか?
それを確認し、よく考えてから行動するべきだろう。
ロロ :
……何にもなかったら、行ってみるしかねえな。もう少し探そうぜ。
……何にもなかったら、行ってみるしかねえな。もう少し探そうぜ。
ペタラム :
ええ、そうね……
ええ、そうね……
……!
地底湖をよく観察してみると、
向こう岸に道が続いているのが見える。
ロロ :
こっちは……見渡す限り湖って感じだが……
こっちは……見渡す限り湖って感じだが……
ペタラム :
(名残惜しそうに水面を眺めていれば……)
……、ねえ、ねえロロっ!……この湖、浅い所があるわ……!向こう岸まで歩けるかもっ!
(名残惜しそうに水面を眺めていれば……)
……、ねえ、ねえロロっ!……この湖、浅い所があるわ……!向こう岸まで歩けるかもっ!
ロロ :
マジで? 足がつくンなら、たしかに行っていけねェことはないな……
マジで? 足がつくンなら、たしかに行っていけねェことはないな……
水深もそこまで深くない。
装備を着たままでも、なんとか対岸までは進めそうだ。
しかし、現在の疲労した状態では、
更に気力(SP)を消耗してしまうことは免れないだろう。
加えて、一度渡ってしまえば、戻ることも難しそうだ。
……どうやら、
この地底湖を渡るか、
崖上の横穴か。
そのふたつしか、道はなさそうだ。
ロロ :
まァ、どっちかってとこか。
まァ、どっちかってとこか。
ペタラム :
そうね、……
そうね、……
どちらを選ぶにしても、消耗は免れない。
よく考えて決定するとしよう。
ペタラム :
……どうしようかしら、…………
……どうしようかしら、…………
ロロ :
昨日の感じ、湖ン中に危険なモンスターがいる風ではなかったな。
昨日の感じ、湖ン中に危険なモンスターがいる風ではなかったな。
ペタラム :
……うん。水面に魔力を込めた時、小さい魚以外には気配を感じなかったわ。
……うん。水面に魔力を込めた時、小さい魚以外には気配を感じなかったわ。
ロロ :
ただなァ~~……濡れると後がなァ~~ってのはまァあるな。
ただなァ~~……濡れると後がなァ~~ってのはまァあるな。
ペタラム :
でも私、ロープも無しにあんな崖の横穴、登れる気がしないわ……
でも私、ロープも無しにあんな崖の横穴、登れる気がしないわ……
ロロ :
ン~……
ン~……
ロロ :
うっし、分かった。こっちの湖の浅瀬を進もうぜ。
うっし、分かった。こっちの湖の浅瀬を進もうぜ。
ペタラム :
……うん、……、身体が冷えるのは仕方ないわね……
……うん、……、身体が冷えるのは仕方ないわね……
ロロ :
それに、魔法はイメージの世界、ってェ……どっかで誰かが言ってたしな。
それに、魔法はイメージの世界、ってェ……どっかで誰かが言ってたしな。
ロロ :
うまくいくイメージある方に行ったほうが、うまくいくってモンよ。
うまくいくイメージある方に行ったほうが、うまくいくってモンよ。
ペタラム :
それは、……そうかも。……(水面に目を細める。浅瀬の道がちゃんと奥まで続いているか自信も無かったが……)
それは、……そうかも。……(水面に目を細める。浅瀬の道がちゃんと奥まで続いているか自信も無かったが……)
ペタラム :
(大丈夫よね、ネムレス……きっと貴方が導を示してくれたのだわ。此の儘、あなたにカオを見せずに死ぬ訳にはいかないもの……)
(大丈夫よね、ネムレス……きっと貴方が導を示してくれたのだわ。此の儘、あなたにカオを見せずに死ぬ訳にはいかないもの……)
ペタラム :
……いけるわっ、……いきましょうっ!
……いけるわっ、……いきましょうっ!
ロロ :
よーっし……んじゃァ降りるぞ……
よーっし……んじゃァ降りるぞ……
気力(SP)は使いそうだが……。
湖を渡り、対岸の道へ進みますか?
※一度進むと戻ることはできません。
ペタラムが[はい(SPを消耗し、クエストを進行します)]を選択しました
……あなたたちは、浅い地底湖を渡り、
対岸の道へ向かうことに決めた。
水深が浅いとはいえ、泥濘に足を取られる。
加えて、冷たい水温が徐々に体を蝕む。
じわじわと気力を消耗していく……。
ロロは4のSPを失った
+13
/3
ペタラムは4のSPを失った
+12
/3
……だが、あなたたちは見事、
湖を渡りきり、対岸へと辿り着いた!
ペタラム :
……はぁ、っ、……!!っ、……寒、……
……はぁ、っ、……!!っ、……寒、……
ロロ :
い、よォ……っとォ……あァ~……まじで寒ィ、けど
着いたな、一応。
い、よォ……っとォ……あァ~……まじで寒ィ、けど
着いたな、一応。
ペタラム :
……うんっ、……(熱を求めるように、無意識に腕を抱いて、身を寄せていた。)
道、先があるわ、……!……
……うんっ、……(熱を求めるように、無意識に腕を抱いて、身を寄せていた。)
道、先があるわ、……!……
ロロ :
これで行き止まりは流石に泣けてきちまうよ。
これで行き止まりは流石に泣けてきちまうよ。
ペタラム :
(背を振り返る。たとえ偶然だとしても、示すように続いていた泥濘の道は、ネムレスの示した魔力の導きだと思わざるを得なかった。瞼を閉じて感謝を告げる。)
(背を振り返る。たとえ偶然だとしても、示すように続いていた泥濘の道は、ネムレスの示した魔力の導きだと思わざるを得なかった。瞼を閉じて感謝を告げる。)
ロロ :
まだ、歩けそうか?
まだ、歩けそうか?
ペタラム :
うん、……っ、平気よ、このぐらい!
うん、……っ、平気よ、このぐらい!
ロロ :
そりゃ結構。冷え切る前に抜けれるとこまで抜けちまうぞ。
そりゃ結構。冷え切る前に抜けれるとこまで抜けちまうぞ。
ペタラム :
分かった……!
分かった……!
これは……。
ロロ :
このへんも水たまりになってンな……
このへんも水たまりになってンな……
感じる。マナを含んだ泉だ。
……地底湖の水質とは違う。
何故こんなものがここに?
ロロ :
しかし、なんでまた……ン?
しかし、なんでまた……ン?
ペタラム :
……ロロも感じた?……この泉、魔力が染みてる……
……ロロも感じた?……この泉、魔力が染みてる……
ロロ :
それかァ、何か妙に惹かれるのは……
それかァ、何か妙に惹かれるのは……
……とはいえ、消耗しているところには思わぬ救いだ。
あなたたちはマナを含んだ水を飲み、気力を回復した。
ペタラム :
きっとこれは“呑める水”よっ!……ね!
きっとこれは“呑める水”よっ!……ね!
ロロ :
……使えるモンは何でも使う。腹下さねえことを祈ろうぜ。
……使えるモンは何でも使う。腹下さねえことを祈ろうぜ。
ペタラム :
ぅ~……(恐る恐ると口に運ぶ。)
ぅ~……(恐る恐ると口に運ぶ。)
ロロは8のSPを回復した。
ペタラムは8のSPを回復した。
ロロ :
何発分かはマシになったかァな……
何発分かはマシになったかァな……
ペタラム :
……!魔力が漲るのを感じるわ、……
……!魔力が漲るのを感じるわ、……
ペタラム :
(伴い、身体が少し暖かくなるのを感じる。魔力の回復に伴い太陽の華の加護が少し蘇ったのだ。)
(伴い、身体が少し暖かくなるのを感じる。魔力の回復に伴い太陽の華の加護が少し蘇ったのだ。)
ペタラム :
……これなら、もう少し歩けるかも……
(身を寄せ、温もりを分け合うように。)
……これなら、もう少し歩けるかも……
(身を寄せ、温もりを分け合うように。)
ロロ :
んだな。頑張りどころだ。(その肩を抱いて、また前を向いた)
んだな。頑張りどころだ。(その肩を抱いて、また前を向いた)
進みますか?
……暗かった洞窟内に、突然青い光が差し込む。
進んだ先は、大きなすり鉢状の空洞だった。
下り坂が螺旋のように続いている。
ロロ :
……なんだ? なんの光だ?これ。
……なんだ? なんの光だ?これ。
ペタラム :
……っ、……何……?
……っ、……何……?
そして、その最下部にある穴から、
青白い光が漏れ出している……。
ロロ :
下の方から来てンな……わからんけど。
下の方から来てンな……わからんけど。
ペタラム :
そうね、……この道、下り坂だけど……
そうね、……この道、下り坂だけど……
ペタラム :
い、行くしか無いわよね……
い、行くしか無いわよね……
ロロ :
下りか……いや、案外これは先行き悪くねェかも。
下りか……いや、案外これは先行き悪くねェかも。
ロロ :
俺達の居たとこが崩れたってことは、崩落したのはどっちかと言うと上っ側の訳だ。
当然、下ごと崩れてる可能性はあるンだが……ご覧の通り、きれいに残ってやがる。
俺達の居たとこが崩れたってことは、崩落したのはどっちかと言うと上っ側の訳だ。
当然、下ごと崩れてる可能性はあるンだが……ご覧の通り、きれいに残ってやがる。
ペタラム :
悪くないって下り道なのに?……な、成る程、確かに……?
悪くないって下り道なのに?……な、成る程、確かに……?
出口だろうか?
いや、恐らく違う。
崖の地底湖から、更に下り坂。
ここは、地下の奥深くのはずだ。
ロロ :
ま、単純に真上目指すよか、道が続いてる確率自体はあるってこったな。
ま、単純に真上目指すよか、道が続いてる確率自体はあるってこったな。
ペタラム :
そうね、……無理やり崩れた道を歩いても、その先がまた塞がってるかもしれないものねっ……!
そうね、……無理やり崩れた道を歩いても、その先がまた塞がってるかもしれないものねっ……!
加えて、この青白い光……。
マナを含んでいる。
先程のものは、これが原因だろう。
……疑問は尽きないが、いずれにせよ。
あなたたちは、あの光に向かって進む他ない。
ロロ :
何が待ち構えてっかは分かんねェけど……どこに道がつながってるかも分かんねェ。
何が待ち構えてっかは分かんねェけど……どこに道がつながってるかも分かんねェ。
ロロ :
なにより……行くしかねェしな。
なにより……行くしかねェしな。
ペタラム :
ええ、……!もう此処まで来たのだもの、後戻りは出来ないわ……!
ええ、……!もう此処まで来たのだもの、後戻りは出来ないわ……!
段差になっているが、
この程度なら問題無く降りられそうだ。
ペタラム :
……っ、と、……
……っ、と、……
ロロ :
これは……
これは……
ペタラム :
凄い魔力、……っ!……
凄い魔力、……っ!……
やはり、この奥から光が差し込んでいる……。
進みますか?
ロロ :
なにがこんなに溢れ出してるってンだ……
なにがこんなに溢れ出してるってンだ……
ペタラム :
私にも分からない、こんなの初めて……確かめてみましょうっ!
私にも分からない、こんなの初めて……確かめてみましょうっ!
ロロ :
おう。
おう。
ペタラムが[はい]を選択しました
……長いトンネルのようになっている。
……。
……!
トンネルを……抜ける……!
……!
……青白い水晶が、いくつも生えている。
恐らくは、この空間に満ちるマナが結晶化したものだろう。
ロロ :
………おい、見ろよ、ペタラム……これ……
………おい、見ろよ、ペタラム……これ……
ペタラム :
……!なにこれ、こんなの……
魔力が積もって自然に生成されたっていうの?……こんな純度の高い水晶が、誰にも見つからずに、……
……!なにこれ、こんなの……
魔力が積もって自然に生成されたっていうの?……こんな純度の高い水晶が、誰にも見つからずに、……
ロロ :
これ、全部……全部そうか……
…………すげェ~…………
これ、全部……全部そうか……
…………すげェ~…………
ペタラム :
……凄い、…………
……凄い、…………
きっと、何か理由があるものではない。
これは、単純な自然の神秘。
地中深くで眠っていた、落涙洞の真実の姿だ。
……幻想的な雰囲気の大きな空洞を、
あなたたちは進んでいく。
ペタラム :
……きっと、私達、魔力に導かれたのね。……
……きっと、私達、魔力に導かれたのね。……
ロロ :
……そうなァ。ちゃんと、道になってたのかもしれねぇ。
……そうなァ。ちゃんと、道になってたのかもしれねぇ。
ペタラム :
うん……
うん……
ペタラム :
気になるけど、……何だか、この水晶を持っていくのは無粋な気がするわ。此の儘にしておいた方が良い気がする。
気になるけど、……何だか、この水晶を持っていくのは無粋な気がするわ。此の儘にしておいた方が良い気がする。
ペタラム :
何となくだけど。
何となくだけど。
ロロ :
そう、そうなァ。……うん、いや、呑気なこと言ってるって自分でも思うンだが……
綺麗だなとしか、思わなかったわ。持って帰っていくらになるとか、なんか、全然浮かばなくてさ。
そう、そうなァ。……うん、いや、呑気なこと言ってるって自分でも思うンだが……
綺麗だなとしか、思わなかったわ。持って帰っていくらになるとか、なんか、全然浮かばなくてさ。
ペタラム :
……ふふっ、……
……ふふっ、……
ロロ :
なンだよォ~……
なンだよォ~……
ペタラム :
綺麗なんて、……ん~ん、なんでもっ!……行きましょう!
綺麗なんて、……ん~ん、なんでもっ!……行きましょう!
ロロ :
ん。……(もう一度、その光を目に焼き付けて)
ん。……(もう一度、その光を目に焼き付けて)
ロロ :
……行くか。
……行くか。
ペタラム :
……ええ、……
(水晶よりも、貴方の瞳を見つめていた。あの時見せた表情よりも、映り込む明るさは何処か眩しく見えたから。)
……ええ、……
(水晶よりも、貴方の瞳を見つめていた。あの時見せた表情よりも、映り込む明るさは何処か眩しく見えたから。)
ペタラム :
(ロロの瞳の色に似ているわ、……なんて。とても、恥ずかしくて言えなかったのだ。……また身を寄せ、歩く。)
(ロロの瞳の色に似ているわ、……なんて。とても、恥ずかしくて言えなかったのだ。……また身を寄せ、歩く。)
進みますか?
ロロ :
まだ続いてる。
まだ続いてる。
ペタラム :
……深いわね、……
……深いわね、……
ロロ :
行き止まりよかよっぽどいいや。
行き止まりよかよっぽどいいや。
ペタラム :
ほんとにねっ!
ほんとにねっ!
水晶の通路を歩いていると、
また開けた空間に出た。
……!
開けた空間の中心部に、
一匹の大きな獣が佇んでいる。
ペタラム :
また拓けてる、……、!
また拓けてる、……、!
ロロ :
待てペタラム……ありゃァ……
待てペタラム……ありゃァ……
ペタラム :
魔物……っ!?
魔物……っ!?
恐らくは、この濃いマナの影響を受けて変質したのだろう。
前足が分厚い水晶に覆われ、ハンマーのように隆起している。
恐らく、この先へ進むのであれば戦闘は避けられない……。
ロロ :
……だな。すげぇ、全身水晶みてェになってやがる。
……だな。すげぇ、全身水晶みてェになってやがる。
ペタラム :
初めて見る、……此処の魔力を吸って独自に進化したのね……
初めて見る、……此処の魔力を吸って独自に進化したのね……
……あるいは。
誰かひとりでも、奥までたどり着くことができれば、
獣は獲物が縄張りから離れたと認識し、
それ以上は追ってこないだろう。
ペタラム :
(魔物の背に続く道を見やり……)ねえっ、……ロロ……、戦える?
(魔物の背に続く道を見やり……)ねえっ、……ロロ……、戦える?
ロロ :
できれば避けたかったとこだけど……ま。
できれば避けたかったとこだけど……ま。
ロロ :
お前のためなら戦えるよ。
お前のためなら戦えるよ。
ペタラム :
……、……バカねっ、……そんな事言う余裕があるなら大丈夫そうかしらっ!
……、……バカねっ、……そんな事言う余裕があるなら大丈夫そうかしらっ!
ロロ :
おかげサンで。
おかげサンで。
ペタラム :
……
……
ペタラム :
うん、……私もロロの為に戦う。一緒に外に出るんだから……ッ!
うん、……私もロロの為に戦う。一緒に外に出るんだから……ッ!
ロロ :
そんじゃ、いっちょ……
そんじゃ、いっちょ……
ペタラム :
(懐から二杖のワンドを引き抜いて。)
(懐から二杖のワンドを引き抜いて。)
加えて、奥に続く道は上り坂のような形状になっている。
それも、非常に長く続いているようだ。
ひょっとすると、あそこを進んでいけば、
地上に出られるかもしれない……!
ペタラム :
ぶっ飛ばしてやるわよ……っ!
ぶっ飛ばしてやるわよ……っ!
……いずれにせよ、ここが正念場だ。
こんなところで倒れるわけにはいかない。
あなたたちは、疲れ果てた身体を奮い立たせ、
決意をその身に宿した!
……あと一歩でも踏み込めば戦闘になるだろう。
温存している食糧があるのなら、
今食べてしまったほうがいいかもしれない。
[決意の表れ]を覚えました。
[決意の表れ]を覚えました。
ロロ :
行くぜ。
行くぜ。
ペタラム :
うん!
うん!
戦闘を開始しますか?
ロロが[はい]を選択しました
……侵入者の存在に、獣が気付いた。
恐らく脱出に向けて、ここが最後の鬼門だ。
決意を胸に宿し──さぁ、武器を構えよ!
アクティブシーンになりました。
Round 1
クリスタルビーストは移動した。
クリスタルビーストは[5,11]へ移動した。
ペタラムは移動した。
ペタラムは[4,9]へ移動した。
ロロは移動した。
ロロは[6,9]へ移動した。
ペタラム :
ネムレスの言う通りにやってみる……! セイレンロア!
クリスタルビーストに水の槍が向かう! 達成値:13
+5
クリスタルビーストに11のダメージ
+10
クリスタルビーストは移動した。
クリスタルビーストは[4,9]へ移動した。
ロロ :
"最初の幸運"……行くぜ。 サイクロン!
ロロが風を巻き起こす!
クリティカル!
クリスタルビーストは[
烈風]になった
クリスタルビーストに14のダメージ
+19
Round 2
ロロ :
魔法は効くみてェだな!
魔法は効くみてェだな!
ペタラム :
──……ッッ!!(吹き抜ける烈風に身を抑えて。。)
やっぱり凄いわ、アンタの風魔法……ッ!
──……ッッ!!(吹き抜ける烈風に身を抑えて。。)
やっぱり凄いわ、アンタの風魔法……ッ!
ロロ :
まだまだ。これじゃ終わんねェよ。
まだまだ。これじゃ終わんねェよ。
ペタラム :
……ええっ、まだ何も教えて貰ってないものっ!沢山見せて貰うわよッ!
……ええっ、まだ何も教えて貰ってないものっ!沢山見せて貰うわよッ!
ペタラムは移動した。
ペタラムはWillを使用した!
ペタラムは[4,10]へ移動した。
クリスタルビーストの
ジュエルブロウは距離が合わず失敗した。
ロロは移動した。
ロロは[6,10]へ移動した。
ペタラム :
イグナフロラ!
クリスタルビーストに火の玉が向かう! 達成値:15
+5
クリスタルビーストは防御した。
ダメージを0軽減!
クリスタルビーストに34のダメージ
+10
クリスタルビーストは[
重傷]になった
ロロ :
ルイン!
魔法の矢が飛んでいく! 達成値:15
+8
クリスタルビーストに22のダメージ
+19
クリスタルビーストは[
気絶]になった
なんとか獣を撃退したあなたたちは、
残る体力を振り絞り、奥の通路へと駆けだした!
ロロ :
怯んだ……よし、今のうちに奥に走れ!
怯んだ……よし、今のうちに奥に走れ!
ペタラム :
うん……ッ!!
うん……ッ!!
長い上り坂が続く……。
……!
ペタラム :
はぁ、はぁっ、……
はぁ、はぁっ、……
ロロ :
頑張れよ……!
頑張れよ……!
外の光だ!
ペタラム :
だい、大丈夫、……っ、まだ、……(縺れる足をなんとか前に、……)
だい、大丈夫、……っ、まだ、……(縺れる足をなんとか前に、……)
ロロ :
うっ、ぐ……眩しい……
うっ、ぐ……眩しい……
ペタラム :
……ッ!
……ッ!
長い長い上り坂を抜けると、
そこは荒野にある岩山の、
切り立った崖の上だった。
ペタラム :
は、……っ……
は、……っ……
ロロ :
ハァ、ハァ、はぁ~~~~……………………
ハァ、ハァ、はぁ~~~~……………………
ペタラム :
はぁぁぁ~~~~~…………………
はぁぁぁ~~~~~…………………
ロロ :
ハ、ハハ……アッハッハ……
ハ、ハハ……アッハッハ……
ロロ :
大当たりだったわ……。
大当たりだったわ……。
ペタラム :
……、夢みたい、……ほんとに外に繋がってるなんて、……
……、夢みたい、……ほんとに外に繋がってるなんて、……
ペタラム :
ふふ、……本当に、幸運なのね……
ふふ、……本当に、幸運なのね……
ロロ :
行ったろォ~……?(ぼすりと、陽の光を全身で受け止めるように、地上に身体を横たえる)
俺ァツイてるのさ。
行ったろォ~……?(ぼすりと、陽の光を全身で受け止めるように、地上に身体を横たえる)
俺ァツイてるのさ。
ペタラム :
うん、……(寄り添うように身を横たえ。)
うん、……(寄り添うように身を横たえ。)
さっきまで地下の奥深くにいたはずなのに、
これは道理で上り坂が長かったわけだ。
ペタラム :
……はぁ、……もう、疲れて憎まれ口の一つも出てこないわ、……限界、…………
……はぁ、……もう、疲れて憎まれ口の一つも出てこないわ、……限界、…………
ロロ :
いやほんとに。
いやほんとに。
……雨はすっかり止み、
斜陽が頬を優しい赤に染め上げる。
穏やかな風が心地よい。
ロロ :
(安堵、あるいは気力の切れた、緩んだ微笑みで隣のペタラムを見やる)
(安堵、あるいは気力の切れた、緩んだ微笑みで隣のペタラムを見やる)
ペタラム :
(薄目に視線が合う。へにゃりと、崩れた表情で。)
(薄目に視線が合う。へにゃりと、崩れた表情で。)
ペタラム :
んぁによぉ~……
んぁによぉ~……
ロロ :
いやァ?ツイてたなって。
お前が居てくれて。
いやァ?ツイてたなって。
お前が居てくれて。
ペタラム :
……ぶぁっ、……、……
……ぶぁっ、……、……
ペタラム :
……ふんっ、……そうよ!この私に肖らせて貰った事、誇りに思うと良いわ、……!
……ふんっ、……そうよ!この私に肖らせて貰った事、誇りに思うと良いわ、……!
ペタラム :
ありがと、……ロロ。
ありがと、……ロロ。
ロロ :
なァに。……俺さ。
なァに。……俺さ。
ペタラム :
うん…?
うん…?
ロロ :
今、ここに居るのは、運が良いからなんだ。
今、ここに居るのは、運が良いからなんだ。
ペタラム :
何言って、……うん。……
何言って、……うん。……
ロロ :
最初の幸運は、風の魔法。俺に生きる力をくれた。
最初の幸運は、風の魔法。俺に生きる力をくれた。
ロロ :
ふたつ目の幸運は、俺が冒険者になって、足を洗えたこと。俺に生きる方法をくれた。
ふたつ目の幸運は、俺が冒険者になって、足を洗えたこと。俺に生きる方法をくれた。
ロロ :
そうやって、生きてきたから、さァ……いや。
みっつ目の幸運は、お前かもなって思っただけさ。ペタラム。
そうやって、生きてきたから、さァ……いや。
みっつ目の幸運は、お前かもなって思っただけさ。ペタラム。
ペタラム :
……
……
ペタラム :
うん、……私も、ロロに出会えて良かった。きっとこれも、魔術の導きなのだわ……、……
うん、……私も、ロロに出会えて良かった。きっとこれも、魔術の導きなのだわ……、……
ペタラム :
お疲れ様よ、……ロロ。(こんな開けた荒野のど真ん中に、ぽつんと二人きり。世界に自分たちしか居ないように錯覚してしまって、……)
お疲れ様よ、……ロロ。(こんな開けた荒野のど真ん中に、ぽつんと二人きり。世界に自分たちしか居ないように錯覚してしまって、……)
ロロ :
良く、頑張ったよ。お前も。
良く、頑張ったよ。お前も。
ペタラム :
じゃあお互い様ね。(また恥ずかしげもなく、ぽん、と。横たわったまま、貴方の頭に手をあてた。)
じゃあお互い様ね。(また恥ずかしげもなく、ぽん、と。横たわったまま、貴方の頭に手をあてた。)
ロロ :
ナハハ。
ナハハ。
ペタラム :
ふふっ、……
ふふっ、……
ふと崖から地上を見下ろした……その時。
アルマ:……あ!!
ほ、ほら、皆さん!
あそこです! あそこに……!!
ロロ :
……ん、人の声……?
……ん、人の声……?
ペタラム :
えっ……?
えっ……?
……アルマだ!
どうやら捜索隊を伴って、様子を見に来てくれたらしい。
洞窟の中の方を探していた捜索隊に声を掛けたあと、
あなたたちを見上げ、嬉しそうに手を振る。
ロロ :
あっちから……ほら、あそこだよ。やっぱそうだ。
あっちから……ほら、あそこだよ。やっぱそうだ。
ペタラム :
……宿の女将さん!?探しにきてくれたのっ!?
……宿の女将さん!?探しにきてくれたのっ!?
ロロ :
まさかそこまで出張ってくると思ってなかったぜ……
まさかそこまで出張ってくると思ってなかったぜ……
ペタラム :
良かった、本当にツイてるわ……、…………
良かった、本当にツイてるわ……、…………
ロロ :
帰りは、もうちょいゆっくりできそうだな。
帰りは、もうちょいゆっくりできそうだな。
ペタラム :
……はっ、……(探索隊から向けられる視線に、無意識に寄り添ってたロロから、はっと身を離した。)
……はっ、……(探索隊から向けられる視線に、無意識に寄り添ってたロロから、はっと身を離した。)
ロロ :
ん……?
ん……?
ペタラム :
べ、……別にっ!そうねっ、帰る手間が省けて良かったわッ!(語調はすっかりいつも通りに。)
べ、……別にっ!そうねっ、帰る手間が省けて良かったわッ!(語調はすっかりいつも通りに。)
ロロ :
なんで離れんのォ~
なんで離れんのォ~
ペタラム :
めちゃくちゃ見られてるでしょうがぁ~ッ!!
めちゃくちゃ見られてるでしょうがぁ~ッ!!
ロロ :
え?あァ……
え?あァ……
ロロ :
ダハハハ……
ダハハハ……
ペタラム :
もうっ、……
もうっ、……
アルマ:よかった、本当によかった……!
けど、信じていました。あなたたちなら、きっと無事だって!
アルマ:待っててね、今、捜索隊の方に向かってもらうから!
ええと、岩山の方に回り込んで頂いて……。
……どうやら、助かったらしい。
これでもう、一安心といったところだろう。
空が近い崖の上で、
心地好い風に身を委ねながら、
捜索隊の到着を待つとしようか。
……かくして。
波乱に満ち、長時間に及んだ落涙洞での冒険は。
土砂と岩肌だらけの暗闇から一転。
幻想の景色と、美しい夕焼けを経て……
今ようやく、幕を下ろしたのだった。
ロロ :
ナイスだぜ
[報酬袋] を手に入れた。